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2007年07月23日

第15回 AHCC研究会国際研究報告会開催

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日 時/2007年7月21日(土)~22日(日)
場 所/ホテルロイトン札幌 [MAP] 3Fロイトンホール
主 催/AHCC研究会・財団法人基礎腫瘍学研究会
後 援/株式会社アミノアップ化学

AHCC研究会は,AHCCの抗癌作用に ついて基礎ならびに臨床の効果を明らかにする目的で発足され、定期的な研究討論を積み重ねてきました。昨年から参加者数の増加や研究領域の 拡大を受けて研究会の運営を円滑にする 目的で会員登録制の学術団体として 始動しました。

第15回目を数える今回の研究報告会では、 本報告会の機能性食品を通じた代替医療におけるエビデンスの集積と活用に関する継続的な国際的活動が認められ、今回は経済産業省北海道経済産業局の後援のもとに実施されました。

基調講演にテキサス大学医学部外科教授のAnil D. Kulkarni先生をお招きしたほか、 最近の発表演題の増加を受けて、今年からポスターの掲示が実施されました。昨年は3題であった低分子化ポリフェノール素材Oligonol(オリゴノール)の報告が、今年はポスターで2題、口頭で7題発表されました。一般講演の総数としては32で、このうち発表形式では口頭23、ポスター9、分野別では基礎系23、臨床系9でした。総合討論ではAHCC、GCP、Oligonol(オリゴノール)の代謝、安全性などに関する報告や、抗がん剤との併用による効果、薬物相互作用に関する話題など、例年以上に活発な討議が行われました。加えて、最近話題となっているトランスレーショナル・リサーチの観点に基づき、基礎研究から臨床試験に移行する段階における基礎的データ、安全性、投与物質の品質が倫理委員会の承認に適うレベルで担保されていることの重要性に関して各国から意見が出されました。

基調講演
Anil D. Kulkarni 先生(テキサス大学医学部外科教授)
“Immunoengineering Health: Role of Nutrition ”

座長
基礎系 細川真澄男先生(北海道大学名誉教授)
山崎 正利先生(帝京大学薬学部教授)
臨床系 上山 泰男先生(関西医科大学外科教授)
水島  豊先生(弘前大学医学部教授)