研究部 生物化学研究室
2018年4月入社
研究部 生物化学研究室
2018年4月入社
就職先を探しているときに、求人の中から大学時代に使っていた“とある装置”を使用できる方を募集している企業がありました。その装置は質量分析器といい、大学時代にはタンパク質を特定するために使うものとして使用していました。健康食品の会社で質量分析器を使っているとは思っていなかったので非常に驚きました。
アミノアップに入って、これまで自分がやったことがなかった実験にチャレンジする機会に恵まれました。「できなかったこと」が「できること」になり、「やったことのなかったこと」が「やったことのあること」になっていく。わからなかったことがわかるようになる。自分自身が階段を上がっていることを感じます。
研究では日常生活の中で出た閃きが役立つこともあります。企業の研究では締め切りを守ることが重視され、閃きが生まれるような余裕はなさそうなイメージですが、その制限時間が閃きや効率化のアイディアを生み出すきっかけとなることもあります。
今の仕事、プレッシャーもあるけれど、やりがいを感じます。自分が関わったものが世の中に出る。求められているのは、うれしいです。
お菓子を作るのが保育園のときから好きでした。
母が手作りのお菓子を作ってくれましたが、もっと美味しいものを食べたいと思いました。ただ甘いお菓子ではなく、おいしいものが食べたかったんですね。祖母もお米の味にこだわる人だったので、その影響かもしれません。
小学生のときおいしいケーキを作りたいと思って、自宅で週に3、4つ焼いていました。でも卵や小麦粉がなくなるので、親には怒られましたね。でも、もうちょっと美味しくなるはずなのに!と思って何度も挑戦していました。結果的に、調理師免許のとれる高校へ進学し、食品への興味から今の進路につながったのだと思います。
自分が好きなことだけでなく、興味が向いたことはなんでもやってみるといいです。本来自分のやりたいことじゃなくても、良い刺激になります。方向転換を恐れないで、いろんなことを体験してください。そうすることで人とのつながりもできていきます。
私の周りには、そういった大人たちがいて、とても良い刺激でした。大人って楽しいと感じました。そんな大人に自分もなりたいです。